一人暮らしを始めるに当たって、「自炊して健康的な生活をしよう!」「自炊で節約してお金を貯めよう!」と考えている人は多いかもしれない
しかし前提として自炊はめんどくさい
とてもめんどくさい
というわけで一人暮らし歴8年、自炊したり外食したりを半々で行き来しているなんの説得力もない私が、自炊を始めるに当たって必要なこと、心構えというには大げさかもしれないがそこそこ重要だと思われることをここでお教えしよう
心の余裕
結局のところ自炊に1番必要なのは心の余裕である
言い換えればストレスのない生活とかになる
正直、仕事や学校から帰ってきて料理をするのはめちゃくちゃしんどい
かと言って朝起きてから料理をするのもめんどくさい
じゃあ土日だけでもと思っていても、平日の寝不足を取り戻すために土日は寝たい
そんな生活で料理をはじめることはほとんど不可能だ
家に帰って何もする気力がないなら、料理うんぬんよりもしかしたら他に改善すべき点があるのかもしれない
私も一人暮らしを始める前は、朝食はおしゃれなサラダとトースト、それにコンソメスープを合わせて、飲み物はアイスコーヒー、そんな優雅な休日を過ごすんだ!と意気込んでいた
しかし気づけば朝は食べずに昼はペヤング大盛りみたいな生活になっている
自分の食事を自分で作るということは、大げさに言えば食事から自分の生活を根本的に見つめ直すこととなるのかもしれない
時間
どんなに大きなキッチンで最新の調理器具が揃っていても、時間がなければ料理はできない
そもそも料理はかなり時間が必要になる
まず何を作るか決める、食材を買う、作る
作るまでの過程ですでにこれだけの時間を要する
時短レシピなら早くていいじゃん!と考えがちだが大きな落とし穴がある
洗い物が必要なことである
作った後の料理道具と食べた後の食器は当然洗わないといけない
どんなに料理自体が短く済むとしても、1時間ほどは見積もったほうがいいだろう
しっかりまとまった時間を確保することが、自炊継続への第一歩となるのだ
お金
自炊する理由が節約のためという人は多い
しかしこれには誤解がある
まず料理にはある程度の初期投資が必要である
まな板、包丁、フライパン、菜箸、お玉などなどの調理器具から醤油、しお、砂糖、酒、みりんなどの調味料
100均でも揃うかもしれないが、それでもお金はかかる
さらに料理も自分が食べたいものを好きなように作っていると結局外食したほうが安かったりする
牛丼、マック、オリジン弁当などを駆使して1食600~700円くらいに抑えることは簡単にできる
節約レシピも人気だが安い食材は限られているので、同じ料理になりがち
そうなると好きな料理を好きなだけ食べられるという最大のメリットが台無しになってしまう
ということで正確には安くもなるし高くもなるということではないだろうか
そういった食費の調整を自由に行えることが自炊の魅力かもしれない
たまには自分で贅沢な料理を作ったりするのもおもしろい
まとめ
自炊の良さは自分の好きのものを好きなときに食べられるということであり、さらにその料理を作るという行為自体がパズルを組み立てるみたいに楽しかったりもする
偉そうにつらつらと述べてきたが、別に自炊なんてめんどくさくなったらやめたらいい
実際私も料理をするかしないかはかなり気まぐれで、疲れたときはコンビニ飯で済ましている
気構えることなく、たまにはカップラーメンとかジャンクフードで手抜きをすることで自炊は続けられるのではないだろうか
それではまたっ
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