こんにちは!くらげでーす
学校の先生に、読書をしなさい!本を読むことで人生が豊かになる!という言われて
うんざりしている年頃ではないでしょうか
そんなあなたに!
一応(?)文学部卒の私が
高校生に向けておすすめの本を5冊を紹介したいと思います
桐島、部活やめるってよ
朝井リョウ著で映画化されている名作!
バレー部のエースだった桐島が部活をやめるという噂から、少しずつ周りの人々の心情が変化していく様子を描いています
部活、勉強、恋愛、それらに翻弄される人々が生々しく痛々しく、そして少し懐かしくも感じます
ちなみに映画版ではスクールカーストの逆転現象について
より焦点を当てられているように感じます
またネタバレという程ではないですが、タイトルの桐島は一切登場しないところもポイントです
夜のピクニック
24時間、徹夜で80kmの道のりを歩き続ける伝統行事「歩行祭」が舞台
異母兄弟という微妙な関係ながら、同じ学校に通っている2人の男女についての物語です
歩行祭を通してその関係に少しずつ変化が生まれていくんですが
ただ歩いているだけという地味な現象を小説に落とし込み、人間模様まで描いているのは圧巻です
ちなみにこの歩行祭のモデルと言われているのが、茨城県立水戸第一高等学校で行われている「歩く会」という行事です
著者の恩田陸さんの母校でもあり、実際に経験されているそうです
氷菓(古典部シリーズ)
省エネ人間を自称する主人公折木奉太郎が、ヒロイン千反田えるに巻き込まれて
日常のちょっとした謎や事件を解決していく物語です
ミステリーに分類されていますが
謎の館!殺人事件!驚愕のトリック!とかの本格ミステリーの類いではないので
馴染みがない人にもおすすめです
また、京都アニメーションによってアニメ化もされているので
まずはそちらから見てみるのもいいかもしれません
ちなみに最新刊は2016年に発売され、ファンの間では新作が待ち望まれています
社会人大学人見知り学部 卒業見込
お笑い芸人、オードリー若林さんのエッセイで、読みやすいながらも
考えさせれること、学ぶことが多い本です
かつて人見知り芸人と呼ばれていた彼が
テレビではあまり話さないような自意識の話が中心となっています
人見知りだったり、細かい事が気になる性格の人にはおすすめです
まだ若い頃に書かれたものなので、考え方が徐々に変化していく続編のエッセイもおすすめです!
スマホ脳
新書からも1つ選んでみました
著者は、スマホの依存性の高さや危険性について研究している人です
勉強に集中できなかったり、やるべきことはたくさんあるのに
スマホをいじって気づいたら2〜3時間経ってたというのは、現代人ならあるあるだと思いますが
これは、あなたが悪いのではなくスマホがそういう仕組みで作られているからなんです!
スマホやアプリの依存している人には、その解決方法も提案されているので
参考にしてみてはどうでしょうか
まとめ
いかがでしたでしょうか
小説、エッセイ、新書と様々なジャンルから紹介してみました
若者の活字離れと言われたりもしますが、何を隠そう私も元々は読書が大嫌いでした
しかし、おもしろい本に出会って、そこから読書アレルギーはなくなり、むしろ読書に夢中になっていきました
気になった本は、ぜひ読んでみてください
それでは、またっ!
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